令和4年度 河川生態学術研究会 総合研究グループ新規研究への参加研究者公募

 

    1. はじめに
      本公募は、令和4年度より「出水攪乱に対する生物応答の事例集積と攪乱評価手法の適用・開発」をテーマに研究を開始する河川生態学術研究会
     総合研究新規グループの研究メンバー(専門分野:植物生態学)を募集するものである。

     ●新規研究グループの研究概要
      人為的な気候変動の進行を受け、激化する出水攪乱の影響を緩和しうる保全方法を開発することが河川生態系管理における喫緊の課題である。
       本研究は、河川生態学および河川工学を専門とする研究者で構成される全国的なチームを組織することにより、出水攪乱に対する生物応答の事例を
     集積して全国的な傾向を把握すること、複数の攪乱評価手法を導入して攪乱外力の評価と適用性の検討・改善を行うことの2点を目的とする。
     これにより、気候変動適応型の河川管理手法の開発に資する一般性の高い生態的学情報と技術的提案を全国スケールでの取り組みから提供することを
     目指す。

     ●公募メンバーの役割分担
      河川周辺の植物生態、特に出水攪乱への応答や動態に関する研究の実施。既存データの活用や現地調査の実施に基づく、個体、個体群または群集
     レベルの応答の解析を担当。

    2. 応募資格について
      応募資格があるのは、以下の①~③のいずれかの機関に所属し、植物生態学を専門とする研究者である。

      ①学校教育法に基づく大学等又は同附属試験研究機関等
      ②研究を主な事業目的としている、特例民法法人並びに一般社団法人、一般財団法人等
      ③日本に登記されている民間企業等

    3. 研究期間と委託費用について
      およそ1年の準備期間(研究費 約15万円/年)と3年間の研究期間(研究費 約30万円/年 予定※)で研究を行う。研究費の配分は括弧書き
     の額を目安とし、研究リーダーが決定する。

    4. 公募期間
      2022年1月21日~2月21日(応募様式の提出は最終日17:00必着)

    ※詳細については公募要領をご確認ください。
      公募要領 PDF
      応募様式 WORD