活動成果

   
 

 

令和元年度  
  令和元年11月30日、柿田川生態系研究会では、今後の柿田川のあり方を地域の方々とともに見出していくことを目的とし、『第16回柿田川シンポジウム』 ~湧水がはぐくむ柿田川の生態系~を開催しました。
会員の研究を紹介するとともに、地域の各機関・学校から柿田川の最近の変化や取組について報告を受け、河川環境保全の観点から議論を行いました。 
 第16回柿田川シンポジウム 湧水がはぐくむ柿田川の生態系  
 

開催日:令和元年11月30日(土)13:00~17:00
会 場 :三島商工会議所会館TMOホール(静岡県三島市)
主 催:柿田川生態系研究会 
共 催:国土交通省 中部地方整備局 沼津河川国道事務所
事務局:(公財)リバーフロント研究所
同時開催:柿田川シンポジウムパネル展示

プログラム(PDF

「開会挨拶」加藤憲二(柿田川生態系研究会代表/静岡大学名誉教授・放送大学客員教授)

■第一部■ テーマ『湧水がはぐくむ柿田川の生態系』(研究者からの話題)
・知花 武佳(東京大学 准教授)「日本の河川と柿田川の河相」
・竹門 康弘(京都大学 准教授)「柿田川の湧水生態系の特徴と保全上の課題」
・岩田 智也(山梨大学 准教授)「富士山溶岩台地からの湧き水と駿河湾の恵み」

■第二部■地域での活動・取組について(各機関からの報告)
・国土交通省 中部地方整備局 沼津河川国道事務所「柿田川における沼津河川国道事務所の取り組み」
・十田 一秀(有)KELEK代表取締役、加藤 憲二 柿田川生態系研究会代表「空から柿田川を見る」
・(公財)柿田川みどりのトラスト 漆畑 信昭 会長「アオハダトンボの生存大ピンチ」
・加藤学園高等学校 化学部「ポリスチレンと麻ひもを用いた接触材の作製~河川水の富栄養化を抑えるための
_接触酸化法によるリンの除去と亜硝酸の減少について~」
・(公財)リバーフロント研究所「これまでの柿田川サマーサイエンススクールの報告」

「閉会挨拶」 国土交通省 中部地方整備局 沼津河川国道事務所 所長 長谷部 智久

 

                   会場風景

     
    柿田川生態系研究会                 会員の発表
   加藤代表による開会挨拶           (知花 武佳 東京大学 准教授)

     
      会員の発表                   会員の発表
 (竹門 康弘 京都大学 准教授)         (岩田 智也 山梨大学 准教授)

   
   加藤学園高校 化学部の発表

  
              パネル展示   

 
第16回 柿田川シンポジウムの実施に際しては、公益財団法人 河川財団の河川基金助成事業の助成を受けています。
清水町、(公財)柿田川みどりのトラスト、柿田川湧水保全の会、静岡大学からは後援を頂きました。各機関に御礼申し上げます。